ベーシックインカムとは?簡単にわかりやすく!日本の財源は?

ベーシックインカムについて書いていきます。
ベーシックインカムは日本ではまだ実施されていませんが、これからの時代に必要な仕組みなのではないかと言われていますね。

様々な番組で実施すべきかどうか議論もされていますし現在注目を集めている制度ですね。

ベーシックインカムとは?

ベーシックインカムとは何か?という問いに簡単に答えるならば「無条件で国民全員に一定のお金を支給する制度」です。
つまり、国が国民の最低限の収入を保証して何もせずに生活を出来る状態にするということですね。

金額としては8万円程度が良いのではないかと言われています。

このように聞くと財源が凄く掛かるのではないかという印象を持つと思いますが、計算上は財源は確保出来るということになっています。
まず、ベーシックインカムによって国民の最低限の生活を保証するので、生活保護や年金の支給が打ち切られます。

また、公務員を減らし消費税を20%にすることによって税収を増やせばベーシックインカムの実施は可能だと考えられています。

ベーシックインカムのメリットとして上げられているものとして、まず一つは起業などの挑戦がしやすくなるということです。

起業するのは現在の社会のシステムから言えばかなりリスクが高い行動と言えると思いますが、ベーシックインカムがあれば起業するリスクはかなり下がると思います。

起業することによって社会の発展にもつながりますし、若者が起業しやすい環境を整えるということは意味のあることかもしれませんね。

これから人工知能の普及により、労働力が必要無くなると言われていて多くの人の仕事は無くなってしまうと言われています。

ベーシックインカムがあれば仕事をしなくても生きていけるので、これからの社会に適したシステムなのかもしれませんね。

また、他には少子化の対策になると言われています。
ベーシックインカムで8万円の収入があるとしても、8万円で生活しようと思えば家賃なども考えるとかなり厳しいと感じると思います。

しかし、結婚して2人子供が出来るとすればそれだけで8万円×4人=32万円の収入になることになります。

32万円の収入があればそれなりに生活していくことは難しくなさそうですね。

子育てにおいてお金の悩みの種と言えば学費だと思いますが、現在大学が授業を無料で公開したりもしていますし、これからの時代大学に行く必要性も無くなると言われているので学費が必要なくなると子育てにかかるお金は格段に減ることになりますね。

物価も下がると言われているので今までのように大きなお金が無いと生活出来ないような社会ではなくなるのではないかという意見もたくさんあります。
生活に必要なお金が少なくなっていくのであればベーシックインカムの8万円という金額は凄く大きな金額になりそうですね。

ベーシックインカムのデメリットとしては、一番は労働意欲の減少と言われています。
ベーシックインカムで支給された金額だけで生活する人が増えて社会で積極的に働く人が減るのではないかと言われています。

確かにこのようなリスクはありそうですね。

多くの人が引きこもりのような生活になり、社会の生産性が減る可能性は否定出来ないでしょうね。

また、年金受給者の受給額が減るという問題があります。
ベーシックインカムを始めるとなれば当然年金制度は廃止されますし、年金受給者も8万円の支給になるので現在年金を受給している人は損をすることになります。

このことに関して、当然現在の年金受給者は納得しないでしょうね。
何か大きな改革をしようとすると当然現在よりも損をする人が出てくるのでそのような人たちを納得させることも必要になってくるでしょうね。

私は個人的にはベーシックインカムは実施すべきだと考えています。
これからの時代、労働力は必要無くなってきますし、ベーシックインカムが無いと生活出来ないような人が増えてくると思います。

現在の生活保護の受給者は貰い過ぎと言われていますし、生活保護の受給が必要な人もプライドの問題により、生活保護を受給しないような人もいるくらいなのでベーシックインカムがあるほうが皆伸び伸びと暮らせる社会になるのではないかと言われています。

現在の日本の出生率は1.3ほどで、少子化もかなり深刻な問題になってきていると思うので、ベーシックインカムによって改善させる必要があるのではないかと個人的には思います。
時代によって働き方や社会の状況は大きく変わっていくものなので、その度に制度も変えていく必要があるのでしょうね。