もうすぐ世界陸上が始まりますね。注目はなんと言っても今大会で引退を決めているウサイン・ボルト選手です。
ウサイン・ボルト選手は人類史上最速の男なので、一つの伝説が終わると考えると寂しい気持ちになりますね。
今大会は200Mは出場せず100Mと4×100メートルリレーのみの出場ですが、ボルト選手の正真正銘のラストランなので世界中が注目しているでしょうね。
ウサインボルトが優勝する可能性は?
ウサインボルト選手が世界陸上で優勝する可能性は70%程ではないかと思っています。
いつものように優勝が当たり前というような状態ではないと思います。
1番のライバルになるのはアメリカのジャスティンガトリン選手でしょうね。
ガトリン選手はスタートが良い選手なので、ボルト選手はスタートでガトリン選手に離されないかどうかがポイントになってきますね。
また、アメリカのクリスチャン・ コールマン選手にも注目が集まっています。
元アメフト選手で21歳の若者ながら今年9秒93をマークしていて、全米選手権ではガトリン選手に敗れはしたものの後半までリードを保ちました。走り方は陸上選手というよりはアメフト選手のような走り方で、これから陸上選手のフォームを身につけていけばとんでもない記録を出す可能性もあります。
これからのスプリント界のエース候補ですね。
ロンドンの世界陸上ではダークホースとして金メダルをとるのではないかと予想している人もいます。
ボルト選手は世界大会でもダントツの強さを誇っていましたが今大会はそう簡単にいかないでしょうね。
ボルト選手は今シーズン9秒台のタイムを1回しか出していないので絶好調とは程遠い状態なのではないかと思います。30歳ということもあり、全盛期のような強さを見せつけることは難しいのではないかと思います。
ウサインボルトのポーズの意味は?
ボルト選手といえば試合後に見せるポーズが有名ですね。
このポーズの意味は「世界を射止める」という意味のようです。
ボルト選手が2008年のオリンピックのプレゲームで9.76秒の好記録を出したときにされたポーズのようです。
ボルト選手は世界1のスプリンターなので、このポーズの意味とマッチしていますね。
このポーズを初めてした直後に雷が鳴ったためこのポーズは「Lightning Bolt」と呼ばれているようです。
ボルト選手はレース前は人さし指を口に当てる動作をされますがこれは観客を静かにさせてレースに集中させる為のようです。
言わばボルト選手が大事な試合に臨むためのルーティーンですね。
1流と呼ばれる選手はボルト選手のように特定のルーティーンを作って試合に臨む選手も多いです。
例えばイチロー選手であれば打席に入った後バットを前につき出してから構えますよね。
ルーティーンを作ることによって精神的なスイッチが入って自分をコントロールしやすくなるそうです。
スポーツ選手は極限の精神状態で闘っているので、精神をコントロールする術が必要なのでしょうね。
まとめ
ボルト選手はずっと陸上界の中心にいた選手なので、いよいよ引退と考えると悲しいですね。
ボルト選手のような選手はなかなか出てこないと思いますし、9秒58の世界記録は圧倒的な記録なのでしばらくは破られないでしょうね。
どんなすごい選手でもいつかは引退をするときが来るので仕方が無いですけどね。
スプリント界は現在日本も世界のトップで戦えるくらいレベルが上がってきているので、今回の世界陸上には期待したいですね。
特にサニブラウン選手は後半のノビが凄いですし、スタートが決まれば9秒台や決勝も可能性があるので注目して見たいですね。
リレーは金メダルを狙える位置にいると思うので、リオ五輪のようにボルト選手と日本人選手が競い合うところを見たいですね。
ボルト選手の引退後、スプリント界の頂点には一体誰が上り詰めるのか楽しみですし、まだ18歳のサニブラウン選手も可能性があると思うので頑張ってもらいたいですね。