相変らずの盛り上がりを見せる大相撲ですが、今や大横綱となった白鵬関などは、実力や品格も備えた立派な力士かも知れません。しかし、やはり相撲は日本の国技ですから、日本人力士の活躍を待ち望んでいる方は多いと思います。
稀勢の里関が引退してしまった今、そんな大相撲ファンの期待を一身に集めているのは、関脇貴景勝関かも知れません。そこで今回は関脇貴景勝について書いて行きたいと思います。
貴景勝関の実家は?プロフィールも
貴景勝関は本名を佐藤貴信(さとうたかのぶ)と言います。1996年8月5日生まれで現在22歳、身長・体重は175センチ170キロ、兵庫県の芦屋市の出身です。貴信の貴は当時の横綱だった貴乃花関の四股名から、信は織田信長からとられたそうです。また、好きなタレントはモデルで女優の堀田茜さんだそうです(笑)
小学校は仁川学院小学校という地元では名門の学校に通っていて、お父さんは当初は勉強に力を入れておられたそうですが、本人には格闘技等の方が向いているのではないかということで、極真空手を経て相撲の道を志すようになりました。そして、貴乃花部屋キッズクラブなどにも通い、相撲の強豪校である報徳学園中学、埼玉栄高校を経て、高校在学中に貴乃花部屋入りし、2014年9月場所で初めて本場所の土俵に上がっています。
貴景勝関のツイッターやこれまでの成績
また、貴景勝関はツイッターもしており、最近はほとんどつぶやいていないようですが現時点でのフォロワーは約5000人ほど居るようです。
貴景勝関のツイッター
Tweets by Takanobu170417
そしてこれまでの成績は入門当初、小柄な貴景勝関の評価は体格が小さかったことから、関取は無理なのではないかというものでしたが、その後の本人の努力もあり、2014年11月場所で7連勝で序ノ口優勝、翌1月場所で序二段優勝といったスタートを経て、2017年1月場所で新入幕を果たしています。
そして2018年1月場所で初めて三役に昇進しその後、三役陥落や怪我による休場等も経験しましたが、小結の地位で迎えた2018年11月場所で13勝2敗という好成績で幕内初優勝を果たしています。さらに、大関昇進をかけ新関脇で臨んだ2019年1月場所も11勝4敗の好成績を残し大関昇進も噂されましたが、昇進は3月場所に持ち越されることになりました。
また、貴景勝関の取り口や特徴としては大型化が進む相撲界では小さいほうですが、その体格を活かした突き押しが持ち味です。もろ手突きからいっきに押し込む手口を得意としていて、決まり手も押し出しが多いです。今後、上位を望むにあたっての課題としては、組んでからの相撲が挙げられています。
まとめ
今回は貴景勝関について見てきましたが、確かに組んでからの相撲というのは課題かも知れませんが、一途に突き・押しに徹している部分が、貴景勝関の魅力でもあります。その取り口のように今後も相撲道を突き進んで欲しいものですね。これからの活躍も本当に楽しみです。