毎日PCやスマートフォンを長時間使うことによって眼精疲労に非常に悩まされているという人も少なくないでしょう。そして、仕事や趣味によっては一日中それらのOA機器に囲まれて過ごすなんてことも珍しくありません。
そこで今回は眼精疲労を解消、軽減するためにできることやマッサージ法などについて紹介します。
モニタの輝度を下げる
眼精疲労軽減のコツとして最初に挙げるのが、モニタの輝度を下げることです。
鮮やかなモニタに慣れていると少々暗いので作業しにくくなる感じがするでしょうが、やってみると長時間作業をした後で目の疲労の度合いが異なることに気づくはずです。
スマホでもPCでも輝度設定はすぐに簡単に変えられますので、色々対策を取る前にまずこの作業だけはやっておくことをおすすめします。
また、以前に流行したブルーライトカットメガネを使うことも眼精疲労軽減には効果があります。
効果を重視したい場合は色付きのレンズ、初めて試す人や装着中の見栄えも気にする人はクリアレンズの製品を使うとよいでしょう。
即効性のある蒸しタオルで疲労回復
眼精疲労対策に特に効果があるのが、蒸しタオルを目に当てて5分ほど放置することです。
蒸しタオルというと少々面倒そうな印象がありますが、濡らしてさっと絞ったタオルをレンジでチンするだけで簡単に作ることができます。
目を酷使すると目の付近の筋肉が緊張し、それによって疲れや痛みが引き起こされます。
そのため、目の辺りを温めることによって緊張した筋肉がほぐれ、血行もよくなるために眼精疲労が改善されるのです。
リラックス&リフレッシュ効果もあるので、疲れた時や朝ヤル気がどうにも起こらず身体がしんどい時にも試してみてはいかがでしょうか。
目の付近を軽くマッサージする
眼精疲労のケアとして目の付近を軽くマッサージするのも効果があります。
おすすめなのは下瞼を目頭から目尻にかけてゆっくり押していくマッサージ方法です。
特に目頭の部分は目を酷使した後だとコリを強く感じる部分なので、重点的に刺激します。
このマッサージの注意点は下瞼の皮膚は非常に薄いので力を入れすぎたり、擦ったりしないようにすることです。
そして、別のマッサージ法で眉骨を親指の腹でぐっと押すというものもあります。
眉間の周囲が特にコリを覚える部分なので、眼球に力が加わらないように適度に加減をしてマッサージをしましょう。
以上が眼精疲労の解消や軽減に役立つ方法となります。
まとめ
今となっては生活に深く根付いたOA機器等は、眼精疲労が酷いからと言っていきなり使用を止めるのは不可能に近いと言えますので、ここで取り上げたケアのコツを取り入れて眼精疲労と上手に付き合っていきたいものですね。