ファッションでピアスを楽しんでいる方は一度は拡張という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
拡張とは文字通りピアスホールを大きくすることなのですが、拡張するとつけられるピアスデザインが増えたりホールが安定しやすくなるなどのメリットがあります。
そこで今回はピアスホールの拡張方法と注意点について書いていきたいと思います。
耳たぶの拡張にはストレートバーベルが無難
今回16Gから14Gに拡張したのは耳たぶに空いたホールなのですが、使うピアスはストレートバーベルタイプが無難だと感じました。
以前セグメントリングを使って拡張した時は、寝る時に圧迫してしまったのか血が出たり安定しづらかったりしました。
形状的にリング型のピアスやそれに近い形状のピアス、スパイラルバーベルなどは耳のラインからはみ出るので、トラブルも起こりやすいのかなと思います。
その点シンプルな形状であるストレートバーベルならピアスが重みで動くこともないですし、寝る時も邪魔になりません。
両ねじ式のピアスならカスタムも楽しめるので、シンプルなのに遊べる点も高評価です。
ちなみに今回使用したのはメディストアで売られているストレートバーベルとそれに対応したステンレス製カスタムパーツです。
インサーションピンが非常に優秀
拡張はピアスをそのまま穴にぶっ刺すことでもできますが、安全ややりやすさを考えるとインサーションピンの使用がオススメです。インサーションピンは針のような形状で、細い方から耳に通し、太い方にはつけたいピアスを接続するというものです。これを使えば小さなピアスホールでも、1段階上のゲージ程度なら無理なく拡張することができます。
また、スルッと入れたい人は軟膏を併用するとなお良いです。
ボディピアスが好きな人はつけたいピアスの形状によって、インターナル用・エクスターナル用の両方を持っておくといいでしょう。
ピアス拡張をする時の注意点
拡張をする時の注意点としては、ホールの皮膚が安定している時に行うのがベストです。
そして、もし拡張して出血や傷みなどのトラブルが長引いたら拡張前に使っていたピアスに戻して様子を見ましょう。
一度断念した拡張でも、日を改めて行えばすんなりといける場合もあるので悲観的になる必要はありません。
そのため、拡張に慣れていない人は、安全に気をつけて焦らずホールを育てていくのがいいでしょう。
以上がピアスホールの拡張方法と注意点となります。