最近は街中でシェアサイクルのサイクルポート(駐輪場)を見かけることが多くなりましたが、フリマアプリ最大手のメルカリも今年になってからシェアサイクル業界に参入しています。
そこで今回はメルカリのシェアサイクル事業であるメルチャリについて書いていきます。
メルカリとは
まずはメルカリについてですが、ご存知の方も多いとは思いますが株式会社メルカリはフリマアプリの最大手「メルカリ」の運営会社で設立は2013年2月、そして今年2018年の6月に東証マザーズに上場している上場企業となります。
また、上場時には今年最大の大型案件として非常に大きな注目を集め、上場初日の終値ベースで時価総額7000億円オーバーとなりIT企業としてはサイバーエージェントに匹敵するほどの時価総額となっています。
メルチャリの料金と利用方法は
※画像はイメージです。
メルチャリは今年の2月から福岡市のみでスタートし今後は他の地域への拡大も準備中とのこと。
そこで気になるのは料金&利用方法ですが、料金は1分4円という料金体系になっていて、30分単位が多い競合他社とは違うため10分以内などの短時間利用であればメルチャリの方が安い模様。
そして利用方法ですが、メルカリのIDでメルチャリの専用アプリから利用が可能となっていて、車体のQRコードをスマホで読み込んで解錠と施錠ができるという他社でも利用されている一般的な利用方法となっています。
また、注意点として挙げられるのは2点あり、まずは返却は満車ではない駐輪ポートで行う必要があるということ。そしてメルチャリで提供される自転車は電動アシスト機能が付いていないタイプの自転車だということです。
そのため、仮に目的地に一番近いポートがあったとしても満車であれば他を探して空きがあるポートに返却しなければならないケースも考えられます。
まとめ
このようにメルカリも参入しているシェアサイクル事業ですが、すでに中国企業のモバイクやオッフォ、そして国内の企業でもドコモやセブンイレブン、アパマンが参入するなど競争は熾烈を極めています。
今後どの企業がシェアを伸ばし、業界をリードして行くのか非常に注目ですし、都内ではあちらこちらにシェアサイクルのサイクルポートが見られますので機会があれば利用してみてその便利さを体感してみたいと思います。