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不動産投資

不動産投資をやってはいけない場合とやっていい場合とは?

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今回も不動産投資について書いていきたいと思います。

ちなみにこれまでの不動産投資についての記事はこちら。
不動産投資とは?初心者にわかりやすくその仕組みを。
不動産投資に向いている人は?失敗しないために

不動産投資をやってはいけない場合


「あなたも大家さんになってみませんか。」「安定した収益で将来に備えを」みたいにきらびやかな謳い文句が舞い込んできたことはありませんでしょうか。

それ自体は間違いではないかも知れませんが、そこにはいろんな罠が待ち構えていたりします。それも場合によっては致命的なダメージを受けてしまう場合も珍しくありません。もちろん、全てがダメなわけではないですが、勧められてもやってはいけない不動産投資というものがあります。それはどんなものでしょうか。

まずは不動産投資に限った話ではないかも知れませんが、他人が熱心に勧めてくれる話というのに素直に乗るのは良くありません。それが、仕事ができそうなハウスメーカーや建築業者の営業であっても、普段からお付き合いのある親切な金融機関の方であっても、長い付き合いの不動産業者さんであってもです。

彼らが勧めてくれるのはあなたを幸せにする為ではなく、あくまでも自分のノルマを達成するためであったり、店の業績を上げるためだったりすることが大半です。ですのでそういった考えが常にベースにあると思って話を聞くようにしましょう。

また、以前からの友人や親戚であっても同じことが言えます。致命的なダメージを受けないためにはまず疑ってかかるくらいが丁度良いでしょう。

それなりの余裕資金で不動産投資を行う場合はいいですが、一見美味しそうな話に乗って、パンパンにローンを組んだ挙句に行ったこともない都市のワンルームマンションを買ったり、相続で譲り受けた土地にハイツやマンションなんかを立てたりしてしまうと、一歩間違えばそれだけでゲームオーバーになってしまいます。

一歩間違えばそこには、近くに競合するマンションができたために空室になったり、あてにしていた近くの工場や大学などが閉鎖されて貸していたテナントが閉店したり、予想外に修繕費がかかったり、突然の不景気が襲って来たりと危険は無数に想定されます。

不動産投資をやってもいい場合


不動産投資は例えるなら細くて長い綱を渡るようなものです。しかし、全ての不動産投資がその人にとって危険で手を出してはいけないというわけではありません。その人によっては、また状況、物件によっては手を出してもいい場合もあります。

まず、資金的に余裕があり他にも収入がある場合です。決してパンパンにローンを組んで投資をするのではなく、ある程度の自己資金を用意し借入額に見合ったリターンが期待できる投資物件を選ぶのが良いでしょう。

もし、将来的に何かの影響で稼働率が下がったり、賃料を下げざるを得ない場合等物件から得られる収入が減った場合でも返済ができる、そして生活をしていけるという範囲での投資と自身の環境というのが条件になると思います。
不動産自体は他の株式などのように紙クズになってしまうことはありませんので手元に資産は残ります。つまり何がしかの価値を手元に残すことはできるわけですから、このような場合はゲームオーバーにはなりません。

また、不動産投資に必要な視点として不動産そのものが好きかどうかということも重要になってきます。そもそも不動産って別に好きでもないけど、儲かりそうだから手を出してみようというのは良くありません。
自分が不動産が好きで、管理等は任せるにしてもある程度それに関わっていきたいという気持ちが大切だと思います。そういう場合には自分が関わることで物件を所有、管理、運営していく上での費用を抑えることもできるかも知れませんし、その物件に対して色々な考えも浮かんでくるかも知れません。

いくら専門家(と呼ばれる人)に任せたとしてもやっぱり人任せではなく、自分で色々と考えて踏み込んでいけるようでないと、いい結果は残すのは困難でしょう。そういう点では、自分が住んでいるところから遠く離れた馴染みのない場所(例えば都心部など)でのワンルームマンション投資などはかなり勉強などをしないとうまくいき続ける確率は非常に低いような気がします。
やはり、自分がすぐにでも見に行ける場所や元々ある程度の土地勘があってそれなりの愛着を持って見守っていけるようなものがベターです。

そして、税金対策や収益の多角化とか言った目先のことにとらわれないことも肝心でしょう。予測できない未来をある程度悲観的に捉えれる能力、そしてそれでも欲しい、そう思える場合には不動産投資に踏み切ってもいい状況だと言えるかも知れません。

-不動産投資

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