コナミのPCエンジンといえば、1987年の発売開始以来、その美しいグラフィックやサウンドで多くのファンがいた家庭用ゲーム機の中でも名機と言って良いものでした。それが今回「PCエンジン mini」として復活し発売されることになりました。勿論、数々の先進的な機能を伴ってです。そこで今回はPCエンジンminiについて書いていきたいと思います。
PCエンジン miniのソフト、価格、発売日は?
まずはPCエンジンminiに収録される予定のソフトで発表されているものはまだ一部のみですが、次のとおりとなっています。「スーパースターソルジャー」「THE功夫」「PC原人」「悪魔ドラキュラⅩ血の輪廻」「イースⅠ・Ⅱ」「ダンジョンエクスプローラー」そして今後、追加されていく予定とのことです。
また、気になる価格や発売日は現時点ではいずれも未定となっています。
【追記】先日発売日と価格が発表となり、発売日は2020年3月19日、価格は10,500円(税抜)となります。
PCエンジンminiとは?
そもそもPCエンジンminiは、爆発的な人気となった任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)に対抗するために発売され、根強いファンのいたゲーム機PCエンジンを手のひらサイズに縮小したものです。北米や欧州での発売も予定されており、全世界的な展開を目指すものとなっています。キャッチフレーズは“ゲームに夢中だった大人たちへ”となっています。ゲーム機自体は、手のひらサイズに小さくなりましたが、コントローラーはPCエンジン発売当初と同じ大きさでプレイのしやすさに貢献しています。
そして今回発売予定のPCエンジンminiの特徴としてはグラフィックや処理速度など基本性能の向上以外にもいくつかの機能が充実しています。いつでも好きなタイミングでデータの保存や再開に便利な「カンタンセーブ機能」、HDMIでのテレビへの接続、ブラウン管テレビでのビジュアルの再現を可能にするなど好みに合わせて選べるディスプレイモードを備えている他、マルチタップ(別売り)を使用することで最大5人の同時プレイが可能となっています。
今回はPCエンジンminiについて書きましたが、PCエンジンminiはファミコンが一大ブームとなった頃にゲームに夢中になっていた世代にとっては、懐かしさがこみあげてくるようなものとなっています。特にファミコンと違ってPCエンジンはコアなファンが多かったような気がしますから尚更です。収録予定のゲームもそうですが、PCエンジンという言葉の響きだけで想い出が蘇ってくる方も多いと思います。しかもディスプレイにも当時を彷彿させてくれるような仕掛けがしてあり、昔を思い出して熱中してしまう方がたくさん出そうですね。