今や国民的な病気と言っても過言ではない花粉症ですが、特に近年は冬から春先にかけてマスクをしている方が本当に多くなりました。マスク姿が街に溶け込むぐらいにまでなってきたような気がします。
しかし、この季節、花粉症の方にとっては本当に辛いですよね。鼻はもちろん、目もショボショボしてきますし、本来は外に出て過ごすのにいい季節になってくるのに憂鬱かも知れません。そこで今回は花粉の飛散時期(関東エリア)について書いていきたいと思います。
関東地方の花粉の飛散時期は?
花粉症と言えば、スギ花粉と言って良いほど多くの方が苦しめられるスギ花粉ですが、意外にも早い時期から飛散を始めます。1月に入ると徐々に飛散をはじめ、1月の終わり頃には本格化し始めます。この頃はちょうど寒い時期で、風邪なども流行る時期ですから、風邪なのか花粉症なのか自分では判断がしづらいかも知れません。
そして、2月の終わり頃から4月のはじめ頃にかけてスギ花粉の飛散はピークを迎えます。その後、5月にかけて少なくなっていき6月に入った頃にはなくなると言われています。
また、ヒノキの場合はスギよりも少し遅れて1月中頃から飛散をはじめ、2月に入ると本格化し始めます。そして3月半ばころから4月半ばごろまでがピークとなります。その後、スギと同じように5月にかけて少なくなっていき、6月の終わり頃にはなくなります。
ですから、スギとヒノキのピークが重なる3月半ばから4月半ばまでのひと月が最大の山場となります。また、夏を迎えるころには、スギやヒノキの花粉はなくなるのですが、今度は夏から秋にかけて、イネ科植物やブタクサなどが飛び始め、9月から10月にかけてピークを迎えます。特にイネ科の植物などは飛散時期が長いため、真冬を除いて1年中飛んでいるのに近いようです。
花粉症を引き起こす主な花粉の種類は?
花粉症を引き起こすものとして、最も有名なのは、スギとヒノキですね。多くの方がスギやヒノキの花粉によって苦しめられることになります。
それに加えて、イネ科の植物やキク科であるブタクサやヨモギといったものがあります。そして、クワ科のものやシラカバなんかも花粉症を引き起こす原因になると言われていますから、ありとあらゆるものが対象となってきます。
まとめ
今回は花粉の飛散時期について書きましたが、気温なんかによっても左右されますし、また飛散量というのも気候やその年によって変わってきます。対策をするなら早め、早めの対策が良いようです。
ちなみに先日観た気象情報によると今年2019年の花粉の量は「平年並み」と予想していました。