外食産業は流行り廃りの激しいものですよね。そんな中でもいつの時代でも変わらない価値を持っているものがあります。焼き肉もその1つでしょうか。焼き肉は最もテンションの上がる食べ物の1つのような気がします。そんな焼き肉を気軽に1人で食べれるようになれば最高ですよね。それを実現してくれるのが「焼肉ライク」です。そこで今回は飲食業界の新しい業態である「焼肉ライク」について書いて行きたいと思います。
焼肉ライクとは?コンセプトや特徴など
焼肉ライクとは新しいコンセプトで外食事業を展開するDINING INOVATION(ダイニング イノベーション)という会社による新しいスタイルの焼肉店です。同社は世界中に色々なブランドを展開しているのですが、その1つ焼肉ライクは“欲しかった、1人で行ける焼肉屋”というのがコンセプトです。確かに、1人焼肉という言葉もよく聞くようになりましたが、そんな言葉が必要ではないくらい、手軽にファーストフード感覚で行ける焼肉店となっています。
その特徴は、1人1台のロースターがあり、それぞれが好きなものを好きな量、好きな焼き加減で食べられるようになっています。また、注文は各席にあるタッチパネルでの注文となっていて水もセルフサービスのため、お会計以外はすべて自分の席にて済むようになっているようです。
焼肉ライクのメニューや店舗は?
次に非常に気になる焼肉ライクのメニューについてですが、通常の焼肉店のように冷麺やユッケ等はありません。シンプルに焼肉、そしてそれに合わせるごはんとキムチ、ワカメスープというのがメニューの中心となっています。
お肉は、それぞれ自分にあった量が選べるようになっています。ごはんとキムチ、スープがついたおすすめセットが最も安い「うす切りカルビセット」で100グラムのお肉がついて530円、200グラムでも860円となっています。1番人気の「牛タン&カルビセット」で同じく970円、1460円となっています。また、好きな部位を選べるカスタムメニューというのもあって、何種類かの部位を組み合わせて自分好みのセットを作ることもできるようです。
そして焼肉ライクの店舗についてですが、焼肉ライクの1号店は新橋にあります。その他、2019年5月29日現在で東京都内に本店を含んで6店、横浜に1店、千葉県松戸市に1店、出店されています。その内ここ最近だけを見てみても、4月25日に五反田西口店、4月29日に秋葉原電気街店、5月7日に上野店がオープンしていますのでじわじわと店舗数を増やしているようです。また、一部情報によると今後5年で300店舗という目標も掲げているようですので今度の展開から目が離せませんね。
【追記】焼肉ライクの最新の店舗数 20店舗(2019/11/28時点)
・新橋本店
・新宿西口店
・渋谷宇田川店
・横浜鶴屋町店
・松戸南花島店
・五反田西口店
・秋葉原電気街店
・上野店
・赤坂見附店
・海老名さがみ野店
・池袋西口店
・横浜荏田店
・天満橋店
・神戸三宮店
・目黒東口店
・町田北口店
・静岡呉服町店
・相模原若松店
・東久留米店
・熊本下通店
まとめ
今回は焼肉ライクについて書きましたが、確かにいわゆる焼いたお肉が出てくる焼肉定食ではなく、1人でも気軽に焼き肉が食べたいですよね。しかも、それがリーズナブルであればこんなに嬉しいことはないですし「おひとりさま」というワードをよく耳にする時代ですので、時流に乗って予想外に伸びていく業態なのかも知れません。