【追記】2019年8月23日に久保建英選手のマジョルカへのレンタル移籍(1年間)が正式に発表されました。
【追記】2019年6月14日夜に久保選手のレアル・マドリード移籍が正式に発表されました。
2022年のカタールでのFIFAワールドカップに向けて、新しい才能がどんどん出てきている感じのある日本サッカー界ですが、そんな中でもとりわけ期待が大きい選手の1人が久保建英(たけふさ)選手ではないでしょうか。その期待の大きさは今までにはないものかも知れません。そこで今回は今日本で最も注目を集めるフットボーラーである久保選手の移籍情報等について書いて行きたいと思います。
久保建英のレンタル移籍先は?【2020年夏】レアル復帰はある?
まずは現在レンタル移籍先のマジョルカにて奮闘中の久保選手ですが、2020年夏の移籍市場ではさまざまな噂が飛び交っています。その可能性としては
・別のチームへ再度レンタル移籍
・レアル・マドリードへ復帰
・マジョルカでレンタル延長
の3つが選択肢として考えられます。
まずはレアル復帰の可能性についてですが、今季のマジョルカでの活躍によってその噂も聞かれるようになりましたが、3枠しかない外国人枠(EU圏外枠)はブラジル代表の若手選手にて占められていることもあり、来シーズンのレアル復帰はあまり期待できない状況だと言えそうです。(もちろん現時点ではまだ復帰の可能性はゼロではありませんが。)
そして次に最も有力視されているのが別のチームへ再度のレンタル移籍の可能性でしょう。スペインの有力誌によるとすでに報じられているパリ・サンジェルマンなども含め、何と約30チームからオファーが届いているとの情報もあり、まさに引く手あまたの状況だと言えます。その中でも個人的には同リーグであるレアル・ソシエダへのレンタル移籍が一番可能性が高いのではないかと見ています。
最後にマジョルカでのレンタル延長の可能性ですが、マジョルカが降格するとほぼ可能性は無くなるのではないかと思われますので、レンタル延長の可能性は低いのではないでしょうか。
いずれにしても急転直下で決まることも珍しくない移籍市場ですので正式発表されるまでは目が離せませんね。
久保建英のプロフやここまでの活躍
久保選手は、2001年6月4日生まれで出身は神奈川県川崎市です。身長174センチ、体重69キロで、FW、MFを務める選手です。久保選手がサッカーを始めたのは3歳の時ですが、2009年小学2年生にはFCバルセロナキャンプに参加し、MVPに選ばれ注目を集めました。その後小学校3年生の時に川崎フロンターレの下部組織に入団するのですが、その後、FCバルセロナの下部組織の入団テストに合格し、活躍を見せました。しかし、その後トップチームのプレーヤーの年齢に関する規約違反の発覚等もあり、帰国して日本でプレーを行っています。
2016年、中学3年の時にはFC東京U-18に飛び級で昇格、2017年11月1日にFC東京とプロ契約を結びました。Jリーグでは初となる21世紀生まれのプロサッカー選手の誕生です。
FC東京でJリーガーとしてのスタートを切った久保選手ですが、その後、J1でのプレーにこだわった結果、2018年8月16日に横浜・F・マリノスへの期限付き移籍が発表され、2019年にはFC東京へ復帰をしています。(その後レアル・マドリードが獲得し、現在はマジョルカにて武者修行中)
日本代表としては、2016年にU-16選手権へ参加し、大会得点ランキング2位となる4得点を挙げています。その後、飛び級で史上最年少の15歳5ヶ月でのU-19入りを果たすなどの活躍を見せています。そして、2019年5月23日には、キリンチャレンジカップの日本代表A代表メンバー入りを果たしました。21世紀生まれの選手が、A代表に選ばれるのは、久保選手が初です。
そして久保選手のプレースタイルについては、FCバルセロナの育成組織出身ということからもつけられた「和製メッシ」という言葉が全てを表しています。ドリブルやパス、シュートといった全てにおいて優れた技術を持ち、視野の広さを想像させるタイムリーなプレー選択も大きな魅力となっています。世界的なスタープレイヤーであるメッシ選手と模されるくらいですから、その期待度は推してしるべしと言ったところではないでしょうか。
まとめ
今回は久保選手の2020年夏の移籍先について書きましたが、どこのクラブに行くのか本当に楽しみですね。個人的にはレアル復帰もうれしいですが、仮に復帰しても出場機会のことを考えればソシエダあたりでもう1年武者修行するのが最も良い選択肢ではないかと思っています。