ロシアワールドカップでグループリーグを見事に突破し決勝トーナメントに進んだ日本代表ですが、先日行われた決勝トーナメント1回戦で優勝候補の一角であるベルギーと対戦し2-3で逆転負けを喫しました。
優勝候補に挙げられているベルギーを相手に一時は2-0でリードするなどその戦いぶりには世界中のサッカーファンから賞賛の声があがっています。
そんな今大会において一番目覚しい活躍をしたのは2得点を挙げた乾選手(ベティス)ですが、乾選手と同様にかなり評価を高めたのは柴崎岳選手でしょう。
そこで今回は柴崎岳選手のロシアW杯後の移籍先やその候補等について書きたいと思います。
柴崎岳選手のプロフィール
まずは柴崎岳選手のプロフィールですが1992年生まれで現在26歳。出身は青森県で身長/体重 175cm/62kg そして現在はスペイン1部リーグのヘタフェというクラブに所属しています。
また、これまでの経歴は
青森山田高校→鹿島アントラーズ→テネリフェ(スペイン)→ヘタフェ(スペイン)
となっています。
そして今回初めてサッカーのW杯に出場したわけですが、どうやら青森県出身者としては初のW杯日本代表選出&出場だったようです。
ワールドカップの代表メンバー入りだけでも十分にすごい事ですがさらに全試合スタメン出場し、今回の活躍ぶりですから地元の青森県でも大いに盛り上がったことでしょう。
ロシアW杯での活躍ぶり
そして柴崎選手の今回のW杯での活躍ぶりですが、前述のとおり今大会4試合にすべてスタメン出場。持ち前の高い技術をベースにまるで熟練のベテランのように落ち着き払ったプレーぶりが非常に印象的でした。
その中でも個人的には特にセネガル戦での長友選手への糸を引くような正確なロングフィードとベルギー戦での原口選手へのスルーパスは今大会の彼のハイライトであり、真骨頂であったと思っています。
このように日本代表の軸と言っても過言ではない大活躍を見せましたので今後の移籍が有力視されるのも当然ですね。
そしてJFA公式サイトにこんな動画がありました。
(柴崎岳より応援いただいた皆様へ)
今後の移籍先や現在の年俸
そこで気になるのは今後の移籍先ですが、今回の活躍ぶりですから一部ではビッグクラブからオファーがあるのではないか?という噂もあるほどでこれからどのような進展があるか非常に楽しみですね。
ちなみに現時点(7/5)では正式なオファーの情報は入ってきていませんが、一部報道によると同じく日本代表の香川選手が所属するドルトムント(ドイツ)やかつて本田選手が所属したACミラン(イタリア)などが関心を持っていると言われています。しかし、まだ日本代表のW杯は終わったばかりで大会は続いていますのでワールドカップ終了後に複数のクラブからオファーがあることはほぼ確実な状況だと言えるでしょう。
また、本人も「今考えているのはチャンピオンズリーグに出ること」と明言していてここからのステップアップを希望しているため、現在の所属先であるヘタフェが相手の足元を見てよほどの移籍金を要求しない限りは柴崎選手にとっては良い移籍が実現されそうですね。
8/7 追記
その後ドルトムントやACミランの噂はぱったりと聞かれなくなりましたが、代わりにポルト(ポルトガル)や乾選手の所属するベティス(スペイン)などの噂が聞こえてきていますね。
ただし、思い起こすと現所属のヘタフェに移籍が決定したときもほとんど噂が出ずに文字通りの電撃移籍だった記憶があるので、今回もまだ名前が挙がってきていないチームに電撃的に移籍する可能性も低くはなさそうです。
ちなみに柴崎選手の現在の年俸は1億円と言われており、今後移籍が実現すれば移籍先にもよりますが年俸の大幅なアップもほぼ確実になってくるでしょう。
まとめ
今回はロシアワールドカップで大活躍し、今後の飛躍が大いに期待される柴崎選手について書きましたが、現在26歳で次のワールドカップ(2022年カタール大会)では名実共に日本代表の主力としての活躍が期待されていますのでそのスタートとなる今夏の移籍は非常に重要になってくると思いますし、どうなるのか本当に楽しみですね。
尚、柴崎選手の移籍情報(もしくは残留)が正式に決定しましたらここで追記したいと思います。