飲む点滴というキャッチフレーズが付けられるほど栄養価が非常に高く、近年脚光を浴びている飲み物が「甘酒」ですが、甘酒にはどんな効果(栄養等)があるのか?また、同じ甘酒でも米麹から作られる甘酒と酒粕から作られる2種類ありますが、その2つの甘酒の違いはどのようなものなのか?について書きたいと思います。
米麹から作られる甘酒
まずは米麹から作られる甘酒について、こちらの甘酒は米に麹菌を培養し発酵してできたものとなりますがブドウ糖やビタミンB群、ビオチンなどが含まれ、脂質の代謝を促進してくれたり疲労回復、ストレス改善、美肌効果などが効果として挙げられます。
酒粕から作られる甘酒と効果の違い
一方、酒を造る過程でできるのが酒粕から作られる甘酒ですが、こちらはタンパク質やアミノ酸、食物繊維などが豊富に含まれ、安眠効果や腸内環境の改善、美肌効果などが効果として挙げられます。
また、こちらにはアルコール分が含まれているため、アルコールが苦手な方は注意が必要です。
このようにどちらの甘酒もさまざまな効果をもたらす栄養素がたっぷり含まれているわけですが、得られる効果に違いがあるので例えば安眠効果が見込める酒粕の方の甘酒を飲むなら夜に、そして日中に飲むなら米麹の方の甘酒をというように上手く使い分ければ甘酒の効能を最大限に生かすことができそうです。
そしてアルコールが苦手であればまずは米麹から作られる甘酒から試してみるのも一つの手段ではないでしょうか。
また、1回に飲む量としては約20ml程度でも良いと言われていますので逆に飲みすぎには注意が必要となります。
まとめ
もしふだん甘酒を飲む習慣がまだ全くなく、甘酒が苦手ではないのであればまずは上記の効果を参考に一日一杯の甘酒から始めてみても良いかも知れませんね。
仮に甘酒全般が苦手だとしても牛乳などで割ってみたり、果実ジュースと混ぜてみるなど一工夫すると風味がだいぶ変わって意外といけたりするかも知れません。
そしてさらに一工夫してパンケーキやアイスなどのスイーツに使うという裏技もあるようです。スイーツの素材に使えばかなり風味が変わることが予想されますので、もし本当に苦手であれば一考の余地はありますね。
生活の質を上げるために自分の体への投資だと考えれば高くはない買い物だと思いますし、何をするにしても健康体でいることは重要ですのでこういったところにも意識を払って生活を送りたいところです。