猛暑が到来し、かなり寝苦しい時期が続いている今日この頃ですが普段からなかなか寝付けない、不眠症だけど薬に依存するのは嫌だという悩みを抱えている人は少なくないでしょう。
不眠症は程度にもよりますが、特別深刻な悩みを抱えているというわけでなければ生活習慣の見直しで改善することが可能です。
そこで今回は薬に頼らない不眠症の改善方法について書きたいと思います。
不眠症を改善する3つの方法とは?
1.寝る1、2時間ほど前に入浴する
不眠症の改善方法としてまず挙げられるのが、寝る1、2時間ほど前に入浴することです。
寝る何時間も前にお風呂に入っている人は、お風呂の時間を少しずらすことで快適に眠りにつける可能性があります。
なぜなら人の身体は体温が下がった時に強い眠気を感じるようにできていて入浴は簡単に身体を温められるので、快適な睡眠に向けて体温調節をする際にはとても有効です。
温浴効果を得るなら38度程度のお湯に15分程度浸かることをオススメします。
2.寝る前にマッサージや軽い体操をする
不眠症の改善方法の2つ目は、寝る前にマッサージや軽い体操をすることです。1日仕事や遊びを頑張った身体はあちこちの筋肉が緊張しているので、それをほぐしてあげましょう。
デスクワークをする人だと肩や背中、ふくらはぎ、掌がひどく凝りやすいのでその部分を重点的にマッサージすると良いでしょう。
あとは身体を伸ばすことでも、身体の緊張を和らげることができます。
マッサージや体操をすると身体がほぐれて気持ちよくリラックスできますから、自然と眠気も覚えやすくなります。
逆に寝る前の激しい運動は身体を疲弊させるので眠気を起こしやすくもなりますが、人によっては覚醒作用があったり汗をかいて気持ちよく眠れないこともあるのでオススメしません。
3.リラックスできるアロマオイルを使う
不眠症の改善方法の3つ目はリラックスできるアロマオイルを使うことです。
嗅いだ時に心地いいと感じる香りには、高ぶった神経をリラックスさせる効果があります。
不眠症に効果があるとされているアロマオイルの中でも、ラベンダーやゼラニウム、スイートオレンジなどは比較的万人受けする香りで使いやすいです。
そして、使い方はアロマポットを使った本格的な方法でもいいですし、ティッシュや小皿に垂らして簡単に香りを楽しむやり方でも大丈夫です。
ただし、人によって香りの感じ方は違いますので、ネットで購入するよりも店舗に出向いて自分で香りを確かめてからの購入をオススメします。
以上、薬にたよらない不眠症の改善方法の紹介でした。
まとめ
これらに加えていわゆる「快眠グッズ」といわれる商品がたくさんありますので、それらも使用するとより快適な睡眠が可能になるかも知れません。
睡眠は意外と軽視されがちですが、健康を保つ上ではかなり重要な要素だと思いますし、健康が仕事やそれ以外にも及ぼす影響は計り知れませんので、しっかりと睡眠時間を確保して健康を維持したいものですね。