なでしこというフレーズを聞くと女子サッカーの日本代表をイメージする方も少なくないでしょう。
しかし、今回はサッカーの話ではなく企業の話となります。というのも経済産業省が2012年度より女子活躍推進に優れた上場企業をなでしこ銘柄として選定、発表しているからです。
そこで今回はなでしこ銘柄について書いていきたいと思います。
なでしこ銘柄とは?
まずはなでしこ銘柄についての概要ですが、経済産業省によると
(以下 経済産業省HPより引用)
経済産業省は東京証券取引所と共同で、2012年より女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定し、発表しています。
なでしこ銘柄は「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。
となっています。
何か小難しそうな文章なのでざっくり言うと
女性が活躍できるような職場(企業)は(今後を考えても)良い企業なので、それを公表して投資家が投資しやすいようにしよう。
と言ったところでしょうか。
また、経済産業省と東京証券取引所のタッグというところもミソですね。
なでしこ銘柄選定企業2018
そして次に最新のなでしこ銘柄は2018年3月に発表(平成29年度分)されましたが、それは以下の48社となります。
※銘柄名の後の数字は銘柄コード
カルビー(2229)
アサヒグループホールディングス(2502)
キリンホールディングス(2503)
味の素(2802)
石油資源開発(1662)
大和ハウス工業(1925)
積水ハウス(1928)
帝人(3401)
王子ホールディングス(3861)
積水化学工業(4204)
花王(4452)
中外製薬(4519)
TOTO(5332)
日立金属(5486)
古河電気工業(5801)
LIXILグループ(5938)
小松製作所(6301)
ダイキン工業(6367)
日立製作所(6501)
富士電機(6504)
オムロン(6645)
セイコーエプソン(6724)
ブリヂストン(5108)
島津製作所(7701)
トッパン・フォームズ(7862)
東京ガス(9531)
大阪ガス(9532)
東京急行電鉄(9005)
日本航空(9201)
ANAホールディングス(9202)
野村総合研究所(4307)
KDDI(9433)
SCSK(9719)
双日(2768)
三井物産(8031)
日立ハイテクノロジーズ(8036)
ローソン(2651)
丸井グループ(8252)
イオン(8267)
千葉銀行(8331)
みずほフィナンシャルグループ(8411)
大和証券グループ本社(8601)
SONPOホールディングス(8630)
アフラック・インコーポレーテッド(8686)
東京海上ホールディングス(8766)
イオンモール(8905)
メンバーズ(2130)
スリープログループ(2375)
さすがに有名企業がずらーっと並んでいるという印象ですね。
まとめ
今回はなでしこ銘柄について書きましたが、近年は女性が強い時代とも言われてますので、企業が成長して行くためにはもはや女性の力は必要不可欠だと言えますし、なでしこ銘柄のような女性が活躍できる環境を整えている企業が中心となってさらに成長していくことになるのかも知れませんね。