テレビのコマーシャルなんかで「地元の掲示板 ジモティー」といったフレーズを耳にされたことがある方は多いと思います。地元とジモティーをかけているところがいいですよね。しかし、実際に使った方以外は案外、そのサービス内容はご存知ない方が多いと思います。そこで今回はジモティーについて書いて行きたいと思います。
ジモティーとはどんなもの?
ジモティーは簡単に言ってしまえば、フリマアプリのようなものです。「地元の掲示板」というキャッチコピーの通り、東京、大阪、神奈川、愛知、福岡などエリアごとに分けられているので、欲しいものやサービスが場所を限定して探しやすくなっています。また、直接会って受け渡しなどができるのも地元密着型の良さかもしれませんね。商業的な意味合いのものもありますが、本当に自分にとっての不用品を誰かに貰ってもらうようなニュアンスのものもあります。
フリマアプリとの違いは?
フリマアプリにはヤフオクやメルカリなどがありますが、そんなフリマアプリとジモティーとの違いを挙げていきます。まず、手数料が必要ありません。ジモティー自体は広告収入で運営されているので、取引に関して手数料が必要となることがありません。次に掲示板という名前の通り、従来のモノの売り買いだけでなく色々なものやサービスが募集されています。
また、モノを売りたい、サービスを提供したい側からだけでなく、探している側からも投稿が可能となっています。このあたりはほんとに地元の掲示板といった言葉がぴったりですね。また、「貰ってください。」あるいは「タダでください。」といったものもあって、処分に困るもがあれば便利ですよね。ヤフオクやメルカリなどでは販売手数料がかかるため基本的に無料での出品はありませんが、手数料がかからないジモティーだからこそ物品のタダでの譲渡が可能となっていて、それが人気となっているのかも知れません。
ジモティーにはどんなものが出ている?
ジモティーに登録して、スマホでトップページに表示されるものは、次のようなものがあります。「売買」「里親」「メンバー」「中古車」「助け合い」「イベント」「バイト」「正社員」「教室」「不動産」「お店」といった感じです。このうち「助け合い」は、「譲って」というのと「助けて」というのがあって、「助けて」には、「こんなものを探しています。」や「こんな人いませんか?」といった内容になっています。
今回はジモティーについて書きましたが、ジモティーは直接相手とやり取りをすることになりますから、それなりに気をつけないといけない点もあるようですが、そういった部分は運営側も掲示内容等について常に監視しているようです。確かに、他のフリマアプリは梱包や発送、それに宅配便等の受け取りの手間が必要になりますから、近くの人とやり取りできればかなり便利ですし、シェアリングエコノミーの流行に乗って今後もこのジモティーのようなサービスがさらに人気になっていくのかも知れませんね。