ふぁんたじすた

いろいろなニュースや日々の生活に役立つことなどを書いていきます。

経済

ソーシャルレンディングとは?メリットや注意点など

投稿日:

ソーシャルレンディングとは耳慣れない言葉かもしれません。実はこれは金融に関する用語の1つなんです。IT化に伴い金融の世界も大きな変革を遂げてきました。今までは、融資の主役は銀行等の金融機関だったわけですが、様々な融資、資金調達の方法が出てきました。その1つがこのソーシャルレンディングです。そこで今回は新しい金融のカタチとも言えるそのソーシャルレンディングについて書いて行きたいと思います。

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは簡単に言うと、資金を必要とする側と、資金を増やしたい側を結び付けるマッチングサービスです。資金の貸し借りというのは今までも当然、あったものです。私達が銀行等の金融機関に預けた資金は銀行を通じて、貸し出されます。借りた側は利子を払い、資金を出した見返りに利息を受け取ります。
ソーシャルレンディングでは、運営会社がインターネットを通じて資金を集め、それを貸し出すことになります。利子から運営会社の手数料を引いたものが資金を提供した側に利息として支払われます。

ソーシャルレンディングのメリットは?

では、そんなソーシャルレンディングのメリットについて見ていきます。

資金を出す側
資金を出す側には次のようなメリットがあります。
・少額でも投資が可能。
・比較的、リスクが少ない。
・最初に投資をすればあとは、手間がかからない。
・金融機関に預けるよりも利回りがいい。
といった点です。 

融資を受ける側
次に融資を受ける側にとってのメリットはどんなものなのでしょうか。
・実績等がなくても融資を受けれる可能性がある。
・今までに比べて、迅速に資金を手に入れることができる。
  
以上のような点が融資を受ける側のメリットとしてあります。

ソーシャルレンディングで気をつけなければいけない点

ソーシャルレンディングを通じて投資を行うメリットについて、先ほど見てみましたが、気をつけなければいけない点をいくつか見ていきます。
・株式やFXのようなハイリターンは望めない。
・融資である以上、デフォルトの可能性は残ってしまう。
・まとまった資金が必要となっても融資期間の途中で換金ができない。

といった点ですが、投資である以上リスクはなくなることはないですよね。

今回はソーシャルレンディングについて書きましたが、投資にはリスクはつきものですが、投資の選択肢が多くなることは、機会の拡大につながりますし、双方にとってメリットがありますので、今後この市場はさらに拡大して行くのかも知れませんね。

-経済

執筆者:

関連記事

吉野家、はなまる、ガストが合同定期券を発売【2018】。ライバルが共同で

おそらく皆さんもいずれかのお店に一度は行ったことがあるのではないかと思われますが、外食大手の2社がこのたび合同で定期券を発売することを23日に発表しました。 そこで今回は吉野家、はなまる、ガストの合同 …

今話題のクラウドファンディングとは?その仕組みやデメリットは何?

最近ちょくちょく耳にするクラウドファンディングという言葉ですが、そもそもクラウドファンディングとは何か?そしてどういった仕組みでデメリットはあるのか?等について書きたいと思います。 クラウドファンディ …

One Tap BUYとは?日本株、米国株も可能なスマホ証券

2018年は副業元年とも言われましたが、副業とは少しニュアンスは違いますが、株式等への投資をされている方も多いと思います。本業での収入の足しにしたり、将来的には投資家へと道を歩みたいと思っている方もい …

インバウンドとは?その意味や消費の状況

インバウンドと言う言葉を耳にされたことはあると思います。ここ数年、ニュースや情報番組などでも、国内の景気や経済の状況について語られる時には必ずといっていいほどこの「インバウンド」という言葉が出てきます …

tsumiki(ツミキ)証券とは?丸井グループの証券会社が始動。

丸井グループの証券会社であるtsumiki証券が9月より投資信託の積立サービスを始めるとのニュースが入ってきました。 そこで今回は丸井グループの証券会社であるtsumiki証券について書いていきたいと …